授乳中ってお酒やタバコが良くないという話は聞くかと思います。そしてコーヒーや紅茶もカフェインもよくないって話も耳にすることでしょう。
その理由は、「コーヒーや紅茶に含まれるカフェインが赤ちゃんに対して何かしらの影響を与えるから」ということ。
でもコーヒーや紅茶を飲みたいと思っているママは少なくないはず。
そこで、妊娠中や授乳中のママでも飲めるコーヒーや紅茶、その他の飲み物を紹介したいと思います。
過剰摂取しすぎなければよい?リスクがあると言われているけど
結論から言いますと、カフェインは過剰摂取しすぎなければ良いとされている一方、それほど心配する必要はないと言われています。
つまり現状ではハッキリしないそうです。
ただし、多くの国や地域で妊娠中や授乳中のママのカフェイン接種に関するリスク喚起がされていることは事実です。
そもそもカフェインの問題って?
「妊娠中や授乳中のママがカフェインを摂取することは控えた方がよい」
このようなことを聞いたことがあるかと思います。
厚生労働省のページでは、妊婦さんは1日当たりコーヒーを約3杯~4杯以内に抑えた方がよいと言っています。さらにWHO(世界保健機関)では、その半分程度に抑えた方がよいと言っています。
理由としては、妊娠中のカフェイン摂取により赤ちゃんが出生時に低体重となったり、将来の健康リスクが高まる可能性があるということからのようです。
参照⇒厚生労働省
次に食品安全委員会では、複数の機関や国で発表されているカフェインが赤ちゃんに与えるであろうリスクを発表しています。
赤ちゃんへのリスクだけではありません。厚生労働省も食品安全委員会も、そして農林水産省においても、成人した大人に対してのリスクの説明をしています。
このように、多くの機関や国において、カフェインに対するリスクが発表されています。
ただしお断りとして、これらは過剰摂取の場合の話です。個人差(年齢や体格など)はありますが、適量範囲内であれば特に問題ないとしています。
カフェインは本当に赤ちゃんに悪影響なのか?
このように体の大小に関わらず、カフェインを過剰に摂取した場合には、体へのリスクが注意喚起されています。
妊婦さんの場合、お母さんが摂取したものが赤ちゃんに栄養として行きわたります。授乳中の場合、ママが摂取したものが母乳となり赤ちゃんが飲みます。
どちらの場合も、ママがカフェインを摂取すると、少なからず赤ちゃんに行きわたる可能性があり、その結果、赤ちゃんに何かしらの影響が出る可能性があるとされているのです。
しかし、確かにさまざまな所で、カフェインの過剰摂取が赤ちゃんへリスクを与えると取り沙汰されてはいるのですが、冒頭でもお話ししたようにハッキリしていないらしいのです。
とはいえ、世界の複数の国でリスクを発表しているのも事実です。
ではどうすればよいのか?ということですが、「余計なリスクは負わない方がよいのでは?」と考えます。
やっぱりコーヒーや紅茶を飲みたい!そんな人向けの飲み物がある
常用的にカフェイン飲料を飲んできた人は、コーヒーや紅茶が恋しくなると思います。
そんな時は、カフェインゼロ、もしくはカフェインの極力少ないコーヒーや紅茶を選んでみるのはいかがでしょうか。
カフェインを控えているママが良く選ぶのは以下の3つです。
- デカフェ
カフェインを含んでいるものからなるべくカフェインを取り除いたもの。 - カフェインレス
はじめから少しだけカフェインが入っている。 - ノンカフェイン
もともとカフェインが入っていない。
それぞれ微妙に異なるのが分かるでしょうか?
デカフェ
もともとはカフェインを含んでいる飲み物です。そこからなるべくカフェインの成分を取り除いていきます。極力取り除いてはいるのですが、もともと入っているものなので完全には取り除くことができません。そのためほんの少しカフェインが残っているということになります。
カフェインレス
もともと少量のカフェインが入っている飲みものです。デカフェの場合はカフェインを除去して少なくしていますが、カフェインレスの場合は初めから少ない量のカフェインが入っています。
ノンカフェイン
ノンカフェインは初めから全くカフェインが入っていない飲み物です。
自分に合った成分を選ぼう
このように、デカフェとノンカフェインは少なからずカフェインは含まれています。ところがノンカフェインとなると、全くカフェインが含まれていません。
これらはどれも妊娠中、もしくは授乳中のママさんから支持されているものです。どれを選ぶかは個人の見解になるかと思います。
参照⇒http://xn--l8je.net/2177.html
参照⇒http://tg-uchi.jp/topics/3187
※コーヒーや紅茶以外にカフェインの入っていない飲み物って?